FRB、予防利下げ休止へ 3連続緩和の効果濃淡 2019/10/31
ttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO51621020R31C19A0EA2000/
FRBはグリーンスパン議長体制だった1998年
景気拡大期に 「予防利下げ」に踏み切った
アジア通貨危機による市場の混乱を和らげ
当時は経済成長がさらに2年強も持続した
パウエル現体制もその再来を狙っている
FRBは3回の利下げで政策金利を
合計0.75%引き下げた
パウエル氏は利下げを休止して先行きは様子見
企業債務は歴史的な高水準に積み上がっている
米企業の債務残高は15兆ドル超と過去最高に膨らんだ
グリーンスパン氏、米国のリセッション入り予想には時期尚早
ttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-01/Q09ZU96JIJUO01
われわれは依然としてデレバレッジ(過剰債務の削減)の局面にある
デレバレッジの局面でリセッション入りした例は 過去半世紀はない
警告はわずかでいつも否定される:ブラックストーン
ttps://www.financialpointer.com/jp/警告はわずかでいつも否定される:ブラックスト/
アンゴラから米国まで、中央銀行は経済を改善するのではなく投資家をなだめるために
規定時間外まで仕事している 世界のほとんどすべての中央銀行は緩和モードだ
金利低下は金融資産を押し上げることはあっても
概して実体経済を刺激することはできない
━━FRBが利下げで景気を2年支えてもビジョンファンド5年拡大は無理
グリーンスパンのチャートだがセリクラ直前にしか見えない様なアミダくじ
ビジョンファンドの投資は既に時限爆弾サブプライムローンみたいな大博打
まるでミスラはW街の刺客でスプリントがチキンフィードその先に開いた口
それこそソフトバンクはブラックストーンにLBOかまされヨロシク神隠し
リスクは無くならない移転するだけ庶民は絶対やっちゃいけないミニ株投資
https://www.youtube.com/watch?v=I7L9fgHAVqo
ソフトバンクG 赤字7000億円 7~9月、ファンドで損失 2019/11/6
ttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO51805370V01C19A1000000/
「孫流」規模追求曲がり角 WeWorkで巨額損失 2019/11/6
ttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO51857250W9A101C1EA2000/
ソフトバンクグループ傘下の「ビジョン・ファンド」
ウィーカンパニーへの投資では本体で5千億円
ファンドで4千億円規模の損失を計上
ファンド投資先で上場した7社のうち5社の株価は初値を下回る
ビジョン・ファンドによる巨額投資自体がユニコーンの評価を過熱させた面もある
事業開始初期に投資したインドの新興ホテル運営会社OYO(オヨ) の価値は100倍
比較できる40社弱でみると、ファンドの投資後に企業価値は平均5倍程度に増えた
市場はこうした評価に懐疑的になっている。ウィーの価値は年初の470億ドルから
半年余りで80億ドル弱にしぼんだためだ
ソフトバンク巨大ファンドの立役者、訪れた試練 2019 年 11 月 1 日
ttps://jp.wsj.com/articles/SB10695361464309183322404585645543958547772
ソフトバンク・グループ傘下
ビジョン・ファンドを率いるラジーブ・ミスラ氏は
昨年、欧州上空を飛ぶプライベートジェットの機内で靴を脱ぎ
その足を国際サッカー連盟(FIFA)トップクラスの幹部の膝に乗せた
驚いたこの幹部を前に語ったのは、FIFAの大会のストリーミング映像配信権から
より多くを稼ぎ出す方法についてだった
1000億ドル規模のビジョン・ファンドは
わずか1年ほどの期間で 世界で最も影響力あるハイテク分野の投資機関となり
ミスラ氏はシリコンバレーのキングメーカーになった
現在、ビジョン・ファンドには苦境が訪れている
ウーバー・テクノロジーズやウィーワークなど
一時は期待の星だった企業への投資は
その価値を減じている
ソフトバンクは先週
ウィーワーク救済のため
100億ドルの支出を強いられた
ウィーワークの評価額は
ピーク時を80%下回る
ファンドの立ち上げを主導したミスラ氏は
現在はファンドの崩壊を防ぐ役割を担っている
ファンドの本部では、ウォール街で経験を積んだ金融の達人である同氏が
軽い興奮作用があるビンロウの実を噛みながら裸足で歩き回る姿が見られる
最近、ミスラ氏は占星術師と相談して自分のオフィス内の配置替えを行った
過去1カ月間、ミスラ氏はニューヨークでウィーワーク救済のため
資金調達を準備しつつ、中東ではビジョン・ファンド
最大級の投資家 サウジアラビアと
アブダビの懸念解消に努めた
ミスラ氏とソフトバンク 孫正義氏は
サウジの サルマン皇太子と一緒に紅海でシュノーケルを楽しんだ
ビジョン・ファンド第2弾へのサウジの投資について話し合うためだ
用意された2隻の豪華クルーザーのうち1隻は439フィート
(約133メートル)の王室所有のセレーン号
もう1隻は、ラスベガスの大富豪
シェルドン・アデルソン氏から借りたものだった
その後、皇太子の財務責任者を交えて卓球を楽しんだ
孫氏が発案したビジョン・ファンドは、極めて野心的な目標を掲げて2年前に立ち上げられた
その目標とは、他の民間投資ファンドによる過去の調達額を大きく上回る1000億ドルを集め
産業界全体を変革する可能性を持ったシリコンバレーの「ユニコーン企業群」に
巨額投資を行うというものだった。そして、ビジョン・ファンドは
同様のことを、もう一度やろうと 調整を任されたミスラ氏は
1000億ドルを集めるため 債務を積み上げた
これは、実績のない企業群に投資するファンドとしては異例のやり方だ
これによって年間何十億ドルもの金利負担が生じ ミスラ氏は数百人を採用したが
その多くはウォール街の人間であり、ベンチャーキャピタル畑の人間ではなかった
彼らはすさまじいペースで投資を行い、新興企業が当初求めた以上の資金を提供
投資の意思決定は数分で下されることもある
従業員のコメントの中には 社内は「無秩序」
「人々の個性に左右される」職場であり、管理が不十分で
「良く見せるためのギャンブル」や個々人のブランド確立が奨励されている
ソフトバンクが3月末に株主に示した同ファンドに関する最新報告によると
ファンドの価値は計算上29%増加していた。しかしその後
ウィーワークを運営するウィーカンパニーと
ウーバーの苦境や
より小規模な投資先に問題が生じた
オンデマンド型の犬の散歩サービス
ロボットを活用したピザ宅配企業 屋内垂直農法
新興企業への投資はすべて、現在の価値が当初投じた資金額を下回っている
「ペットの散歩や、ホテルの客室レンタルサイトなど手当たり次第に投じた資金は成果を生まない」
現在57歳のミスラ氏は2014年にソフトバンクに移るまで、ウォール街で長年キャリアを積んできた
ニューデリーの中産階級の家庭に生まれ マサチューセッツ工科大学で電気工学を学び
ニューメキシコ州ロスアラモスの原子力研究所に勤務した後、ドイツ銀行に入った
複雑な仕組みの金融商品を販売し、自分のオフィスの隣にあった空き部屋で
インドのシガリロ(細い葉巻)を何本も続けて吸っていた
その後、映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」の中で描かれているような
サブプライムローン市場への投資を行っていた債券トレーダーチームを監督
2009年にドイツ銀を去り、その後の4年間はロンドンのヘッジファンドTCI
スイスの金融機関UBSグループ、ニューヨークを拠点とする投資会社
フォートレス・インベストメント・グループでキャリアを重ねた
孫氏に気に入られたのは2006年のことだった
ソフトバンクは大手携帯電話会社の買収を
完了させるための資金調達を必要としており
ミスラ氏は同社のために160億ドルの借り入れを実現させた
この案件でソフトバンクが投入した自己資金は20億ドルであり
当時この取引は、レバレッジが大きすぎて危険だと批判された
しかし、結果的にはうまく行き 孫氏を当時の何倍もの億万長者にする一助になった
ミスラ氏は、孫氏にとって 頭の痛い投資先だった米携帯電話大手スプリントを救うことで
自らの存在価値を証明した。価格戦争に見舞われていたスプリントは資金不足に陥っていた
ミスラ氏はスプリントの端末のリース契約や周波数帯域を担保にして
資金を借り入れるという新種の取引で同社の危機を回避した
その頃、孫氏とミスラ氏は、後にビジョン・ファンドとなる
「プロジェクト・クリスタルボール(水晶玉)」の計画を立て始め
孫氏はこの計画について、ソフトバンクを単なる通信会社ではなく
バークシャー・ハザウェイをモデルに 持ち株会社に変える
最終ステップになると考えていた
ビジョン・ファンドは
2017年に1000億ドル弱で発足した
これにはソフトバンク自身の資金250億ドルと
サウジアラビアとアブダビの両政府からの
資金600億ドルが含まれていた
孫氏とミスラ氏は迅速に動き
平均して1週間に10億ドルのペースで投資した
フードデリバリーサービスのドアダッシュ、ゼネラル・モーターズ(GM)などが出資
自動運転ベンチャー企業、インドのホテル予約サービスのオヨ などに資金を投じた
当初4年をかけて投資する予定だった1000億ドルの資金は、2年間でほぼなくなった
ビジョン・ファンドの従業員が25人から300人超に増えたのに伴い
ロンドンにある本部内の緊張も高まった
新たに入社してきた人の多くは
ウォール街でミスラ氏とともに働いていた
従来からのソフトバンク従業員は、彼ら新参組を「ドイツ銀行マフィア」と呼ぶようになった
時に混乱が生じ 別個の投資チームが同じ企業に違った条件で投資することを協議していたこともあった
昨年初め、ソフトバンクはコンサルタントと契約し、従業員とのインタビューを行ってファンドの文化や
従業員がどれくらいの頻度で特定のフレーズを口にしているかを示すワードクラウドが含まれていた
最も頻繁に使われていた言葉には、「rule breaking(ルール破り)」
「secrecy(秘密)」、「lack of trust(信用の欠如)」などがあった
投資家を探している起業家が同ファンドのまとまりのなさや緩い審査につけ込んでいる
孫氏は2016年にウィーワークの創業者 ニューマン氏に会った際 50億ドルの投資を申し出た
ビジョン・ファンド最大の投資家であるサウジとアブダビは、赤字の新興企業に 大きく賭けることを憂慮
ディールを阻止する可能性を示唆 それは30億ドルを超えるいかなる案件についても行使できる権利だった
そのため、孫氏はニューマン氏に30億ドル弱を拠出し、将来さらなる投資をすることを約束した
このとき、孫氏はウィーワークの企業価値が1兆ドルになると信じていたという
孫氏が昨秋にウィーワークへの最大150億ドルの追加投資を検討し始めていた際
ミスラ氏ら幹部は同案に反対するよう働き掛けた。ミスラ氏らは
ウィーワークがあまりにも多くの損失を計上しているほか
住宅用不動産、教育など
専門知識や競争力を持たない分野にも
事業を拡大していることを問題視した
ウィーワークへの投資を監督する
ビジョン・ファンドのパートナー
パレク氏は昨年 同社のビジネス・モデルに関する自身の懸念を文書化し始めた
ニューマン氏は少なくとも1回、同社の会合へのパレク氏の出席を禁じていたという
孫氏はこれまでにビジョン・ファンドを連続で設立する考えを表明している
またミスラ氏は投資先候補との私的な会話で、自身の目標が
ブラック・ストーンよりも大きくなることだと語っている
ブラック・ストーンは オルタナティブ資産運用会社で、運用資産は5500億ドルを上回る
投資先のつまずきはそれらの計画を危うい状況に置くことになる。ビジョン・ファンドは
投資から儲ける手段としてIPO市場に依存していたが ウィーワークのIPO撤回は
過熱気味だったIPO市場を冷え込ます影響をもたらし
ビジョン・ファンド第2弾の計画が危うくなっている
ソフトバンクは
ビジョン・ファンド第2弾に380億ドルを投資するほか
外部投資家から700億ドルのコミットメントを得たと発表
これらのコミットメントに出資義務は付いていなかった
ソフトバンクが調印した文書では
投資家が離脱することを認めており
ウィーワークをめぐる混乱の中で、実際に一部投資家が離脱した
これらの投資家には20億ドルの投資の意向を示唆していたシンガポールのGICのほか
米複合企業コーク・インダストリーズの投資部門が含まれ 10億ドルの出資を協議
台湾の複数の年金基金や資産運用会社から予定されていた400億ドルの投資は
実施されない公算が大きい サウジとアブダビは今も態度を決めていない
同ファンドの評価額が大幅に下落すれば困難な状況に追い込まれる恐れがある
昨年、ビジョン・ファンドは新たな報酬制度を打ち出したが、それは社員に対し
同ファンドの権利を購入する目的であればソフトバンクが融資するというものだ
その融資には個人保証が義務付けられる
孫氏は30億ドル強を借り入れる契約に調印した
ミスラ氏は今後について、より慎重なアプローチを取り始めている
ビジョン・ファンドはもはや、単一の企業に巨額の投資を行うことはない
調達資金を2年で使い果たし 投資案件に これまで以上に説明責任を負う
ミスラ氏と孫氏は 楽観的だ。ビジョン・ファンドが投資する新興企業群を
最近のプレゼンテーションでは、虹色のユニコーンの群れに囲まれた矢印が
大きくなりながら右上がりに向かっているチャートが映し出された
GPIFは資産構成比公表を一時停止、ポートフォリオ決定まで市場配慮
ttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-01/Q09O93DWLU6G01
CLOの火薬庫、くすぶる危険性-高債務の米企業に迫るトラブル
ttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-25/PZTSZH6JTSE801